“一瞬の感動を一生の感動に”
〜フォトスタジオの始まり〜
『カメラとの出会い』
小学生のころ、おじいちゃんが趣味で使っていた一眼レフカメラを借り、初めて撮影したのが夕日でした。
写真をはじめて褒められたとき、嬉しさと楽しさが込み上げて来たのを今でも鮮明に覚えています。
二十歳頃、自営業だった我が家はバブルの影響で倒産を経験しました。
それを機に本当に自分がやりたいことに立ち返り、それが『写真を撮ること』でした。
その後、撮影の仕事に興味を持ちはじめ、未経験ながらも撮影スタジオに入社。
アシスタントとして約4年間勤務の後、広告制作会社スタジオ事業部へフォトグラファーとして入社。
フォトグラファーとして約7年間務め、退社後フリーランスとして独立をしました。
フリーランスフォトグラファーとして活動する中、以前の勤務先で同僚だったスタイリストと再会。
プロのスタイリストとして広告やカタログで活躍する中、子供専門のハンドメイドショップを運営し、年に数回イベントを行っていました。
そのイベント内の撮影会を頼まれた事が、後にフォトスタジオをスタートするきっかけとなりました。
『家族写真』
これまで企業とのお仕事(B to B)を進めていく中で、写真を間接的に評価されることが当たり前になっていました。
そんな中、とあるご家族を撮影する機会に恵まれました。
芝生のきれいな公園で3才の男の子のいる3人家族で、散歩したり、追いかけっこしたり、終始楽しく撮影を行いました。
後日、お写真をご家族へお渡した後、
奥様から『この度はとても素敵な写真を撮っていただきありがとうございました』と、お礼の連絡をいただきました。
そして『主人が夜中ひとりで写真を見ながら涙を流しておりました』とこっそり教えてくれました。
その言葉に心が震え感動が込み上げてきたことが今でも忘れられない出来事となり、現在の撮影に大きな影響を与えています。
『フォトスタジオという選択』
ハンドメイドショップ撮影会も回数を重ねるたびに、たくさんの反響をいただきそのことが後押しとなり、
2013年11月に千葉県浦安市にある一軒家を改装し、フォトスタジオ(マシェリスタジオ)をオープンする運びとなりました。
そこではたくさんの子供たちやご家族と出会い、5年間で約5000組のご家族を撮影する事が出来ました。
そしてさらに多くの子どもたちやご家族との出会いを求め、地元である船橋にフォトスタジオを移転。
新たなコンセプトと共に『クシェルスタジオ』はスタートいたしました。
クシェルスタジオ
代表 佐久間 正道